PX245cをついに開封した

IPSでリフレッシュレート144Hzの曲面モニターをAmazon.co.jpで先着50名限定で33,800円で購入できる、というニュースリリースを見て気になっていたPixioのPX245cを購入し、金曜に自宅に到着していたのですが、IPSじゃない疑惑が浮上していたので開封せずに置いていました。

で、昨日開封するに至ったので顛末などをご紹介。

何が起こったのか

時系列で言うとこんな感じでした。

最近だとUPQの120Hzじゃありませんでした2,000円ギフト券あげます、のニュースを見ていたのでクレームの返信がどんなものか不安でしたが、届いたメールの文面は丁重で、自分たちの非がどこにあるかをちゃんと認識した上で対応しているという印象でした。

なぜ開封したのか

電源入れたら赤画面

前述の通り販売主としての対応が真っ当な印象があって逆に安心感が出たこと、使用済みでも返品を受けると明記されていたのが大きいところですが、リフレッシュレート144HzのVAと考えても33,800円はお安いと思っていたのが最も大きな理由です。

PX245cの感想は

それまで使用していたのがiiyamaのXB2483HSU-B1なのでそれとの比較になります。XB2483HSU-B1はAMVA+というVA系のパネルなので特性としては似てるんじゃないかと思います。どちらも視野角178度を謳ってるし。

横に並べてみる

左がXB2483HSU-B1、右がPX245cです。黒を映していますが、光漏れとかは特に気になるほどではないかな。

横に並べたのを横から見てみる

どちらも視野角178度を謳っているので、こんな角度から見ても色は認識できます。画質については許容できる範囲の個人差が大きいので言及しません(弱気)。

リフレッシュレート60Hz超のモニターは使ったことがなかったので144Hzだとどうなるのかわかりませんでしたが、マウスカーソルやブラウザのスクロールのスムーズさが全然違いました。Heroes of the StormはMOBAなので特に影響はないかなと思っていましたが、少なくともマウスを早く動かしたときにカーソルがワープして見失ってしまうことは減りそうです。これスバラシイ。

OSD(On Screen Display)での調整項目は色々あるんですが、ちょっと気になったのはクロスヘアを画面に表示する機能があるってとこです。これesports的にはアリなんだろうか?

気に入らないところ

モニターのスタンド

スタンドはショボいです。仰角以外は全く調整のできませんし、VESAマウントがないのでモニターアームに変えることもできません。これはダメです。

電源のインジケータLED

使用中は点灯、スタンバイ中は点滅するインジケータがあります。これがなぜか下向きに投光するようになっているので意外に目につきます。黒テープか何かで減光すべきかな。

Amazonでの商品名

余談になりますが、商品名にアピールポイントまで入れるとパクり系安物中華製品みたいに見えるのでやめておいた方がいいと思います。あと(IPS同等視野角)という表記も未練がましいと思います。VAはVAなんだから、いい加減IPSって書くのはやめましょうよ。もっと言えばスペックとかはまだしも、製品名にまで要ります?

結論

液晶パネルのタイプという重要な構成要件を把握できていなかったというケチがついたものの、その後の対応で評価は改善したと思います。

PX245cそのものはVAの144Hzと考えれば33,800円は安いと思いますが、確か先着50名限定の価格なので元の価格に戻ったときには微妙という判定になってしまうかもしれません。

特にスタンドのショボさが使い勝手を悪くしている印象があるので、せめてVESAマウントの穴を開けておくくらいはして欲しかったです。

私はこの値段で買えたので使いますが、万人にオススメできるかと言われるとちょっと難しいかな。

2017/06/20 10:58
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